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虫歯

虫歯について

「なぜ血がきれいな子は虫歯にならないのか?」
歯科医の谷智子先生の本から学んだことを書きます。


先生は、30年以上歯科医療に携わり、現在の歯科医の治療に疑問を持ち、虫歯の原因とその根本的な治療を探求し、虫歯をはじめ、ほとんどの病気の原因が血液の状態に起因することを理解するようになりました。


血液を状態は、食べものに依存し、食べ物は空、土地、海の環境に依存します。

地の環境の悪化は、虫歯をはじめ病気の原因の大きな要素となっています。
環境汚染は、農薬、薬、食品添加物、その他の化学物質の大量消費により社会全体に広がり浸透しています。

それで、だれもその負の影響から逃れられません。

人間社会が石油から得られる化学物質を大量消費する限り病院が無くなることはないと思います。
むしろ、化学物質を多用する病院が虫歯やその他の病気の温床になっているとの印象を受けました。

谷先生は、「歯科医が虫歯を予防する」ということが幻想である可能性に気づいたと述べています。

虫歯を削ったり、神経を抜いたり、フッ素を塗ったり、キシリトールを勧めたりすることの価値はなく、むしろ問題を深刻にし拡大させることが分かりやすく解説されています。


虫歯の解決策は何でしょうか。

歯科医で治療しないことです。

谷先生の本から学んだ点を説明します。

野生のゴリラは虫歯になりません。
人に飼われている動物園のゴリラは虫歯になります。

また、ジャングルに暮らす、いわゆる「未開の人々」は虫歯と無縁です。

どこが、違うのでしょうか。

食べているものが違います。

野生のゴリラや未開の人々は、木の実、果実、野菜を生で食べています。
生の食品には消化を助ける食物酵素が豊富に含まれています。
栄養の吸収力により体の強さが左右されます。
強いからだは細菌に圧倒されません。

自然な果物や野菜には虫歯の予防に必要なものがすべて含まれているので生のまま丸ごと食べる限り虫歯にはならないそうです。


虫歯の原因は何でしょうか。

口内細菌でしょうか。
それとも、細菌に征服される弱い体でしょうか。

細菌が優勢になる体は何に起因するでしょうか。
血のコンディションです。

血の状態が悪ければ、体の免疫力の浪費が生じたりします。
免疫力が弱まると細菌が優勢になり虫歯、その他の病気が発生します。

では、血の状態は何によるでしょうか。
主に食べ物です。

メカニズムは極めて簡単です。

原因は、わたしたちの体の中や周りの細菌ではありません。
むしろ、わたしたちの体のコンディションがおかしくなっているので細菌の制御ができなくなっているということです。

体のコンディションは何に依存していますか。
食べ物と日常の生き方です。

食べ物と日常の生き方を良くすれば虫歯は自分で治ります。


血のコンディションに話を戻します。
血の状態を左右するのは、主に食べ物です。
食べ物の栄養は腸から吸収され血液の中に入ります。

腸管から未消化のたんぱく質が血中にはいることを「リーキーガット」といいます。
腸の細胞のすき間を開く作用のあるたんぱく質を「ゾヌリン」といいます。
腸管の上皮細胞に異物が接触すると、ゾヌリンが放出され腸管細胞のすき間が開きリーキーガットが生じます。

リーキーガットを引き起こす物質に、大豆や小豆に含まれるサポニン(豆をゆでるときに出る灰汁のこと)、小麦のグルテンなどがあります。

食品添加物の多用による腸内細菌の乱れも、リーキーガットを起こす可能性があるようです。

腸から未消化のたんぱく質が血中に入ると、未消化たんぱく質により血はドロドロになり血液の中でも消化活動の続きが起きます。未消化たんぱく質を分解するために好中球(白血球の一種)が余分な仕事をします。これは免疫力の浪費であり悪玉菌が優勢になるチャンスとなります。

たんぱく質分解酵素をたっぷり含んだ南国のフルーツを食べるとたんぱく質の分解を促進し血中のプロテインリンケージや連鎖を解くことができドロドロの血を本来あるべきさらさらに戻せます。それで、南国のフルーツは、免疫の負担を軽くできます。

未消化たんぱく質だけでなく、化学物質、汚染物質、重金属などが、皮膚から、また吸引などで血中に入るとさらに免疫の負担となり免疫力を弱めます。

インスタント食品に使われている食品添加物、シャンプーや化粧品に使われている化学物質、大気汚染物質などは血中に入り免疫力の消耗の原因となります。


歯を造るメカニズム

脳の視床下部が、唾液を出す耳下腺を刺激すると、耳下腺は耳下腺ホルモンを放出します。
耳下腺ホルモンは、ミネラル豊富な「歯のリンパ液」により歯を再石灰化させます。
「歯のリンパ球」の分泌が長期間阻害されると虫歯になります。

耳下腺が歯の石灰化をコントロールしています。
生まれつき耳下腺ホルモンが多い人は虫歯になりません。

虫歯と細菌の生産する酸には相関関係はないそうです。

自然な食事によりちょっとした虫歯は再石灰化して治るそうです。
また、虫歯の進行を止めることもできるそうです。

最近では、虫歯が線組織によって調整されており、ホルモンは食べ物に依存していることが明らかになっています。
食事内容が改善されミネラルが豊富な唾液が耳下腺から分泌され、歯の内部の象牙細管にミネラル豊富なリンパ液が流れると、虫歯は表面と内部の両方から再石灰化して進行が止まるそうです。穴の開いた虫歯に詰め物をする必要はありません。

溶剤のDMSOや珪藻土も役立つと思います。
DMSOは、アルカリ性で歯の象牙細管、神経、毛細血管などに浸透できます。

DMSOを1mlのスポイトで容器に1ml入れ、水を1mlくらい加えて口に含み口内にしばらく含んで歯や歯茎によく浸透させてあとは飲み込むことができます。

画像の説明

まれにDMSOアレルギーの人がいるそうですから、
DMSOを使う前にDMSOアレルギーチェックをする必要があります。

  1. 腕をきれいに洗い水分をふき取ります。
  2. DMSO 1滴を腕に落として皮膚にすり込みます。
  3. DMSOが皮膚をとおして浸透するまで15分待ちます。
  4. その後数時間経過して肝臓に痛みがなければ、問題ないと判断できるとされています。

アルカリ性食品である生の果物や野菜をそのまま沢山たべると虫歯予防につながるそうです。
毎日飲んでいる伊藤園の「にんじん生ジュース」は良いと思いました。

食品の酸性・アルカリ性は、食品そのものではなく食品に含まれるミネラルが酸性かアルカリ性かで判断されるそうです。例えばリンゴは甘くて酸味があって酸性のような印象がありますが、カリウムなどの体内をアルカリ性にするミネラルを多く含んでいるのでアルカリ性食品となるそうです。

アルカリ性食品は唾液や歯の中を巡るリンパ液をアルカリ性にして虫歯の根本治療に効く食品となります。

アルカリ性を示すミネラル
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム

アルカリ性食品
野菜(ほうれん草、ゴボウ、サツマイモ、ニンジン、里芋、キュウリなど)、果物(メロンなど)、海藻(ひじき、ワカメ、昆布等)、キノコ、大豆製品、梅干し、牛乳などナトリウム・カルシウム・カリウム・マグネシウムを含む食品

唾液が酸性になると歯の内部の象牙細管内のリンパ液の緩衝能が低くなり、歯が溶けやすく虫歯になりやすい体内環境になるそうです。リトマス紙で唾液を測ると唾液のPHが分かります。PHが7.35-7.45くらいの弱アルカリであれば虫歯になりにくい健康的な唾液です。

食後は口の中のPHは低下します。PHが低下すると歯の表面のリン酸やカルシウムなどのミネラル分が少し溶け出します。(脱灰)その後、唾液が口腔内のPHを上げるように働き、口内はアルカリ性に戻ります。この唾液の能力を緩衝能といいます。

歯や骨の代謝に欠かせないビタミンD
太陽を浴びるといいですよ。


玄米について

玄米は食物繊維が豊富で、デトックス効果をもつフィチン酸を含んでいます。フィチン酸は有害重金属を排出してくれます。しかし、玄米のフィチン酸を下処理ぜずに長期間食べ続けるとミネラル不足を招きます。

どういうことかというと、フィチン酸は、有益、有害の区別なしに体内のミネラルを体外に排出するからです。

玄米のフィチン酸を制御せずに玄米を食べ続けると健康によくないそうです。
玄米のフィチン酸をコントロールする方法があります。

フィチン酸を無毒化して玄米を季節に合わせて安全においしく炊く方法

発芽玄米について

私の玄米食歴は10年超。フィチン酸の影響、そして発芽玄米について思うこと。

いろいろありますね。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言われているように何でも極端はマイナスですね。

大豆も小豆も玄米も、またその他の農産物、肉なども程よく食べると良いと思います。
小麦は、人によっては食べない方が良いと思います。理由はここを読んでください。
また生の果物、野菜、南国のフルーツも程よく食べると良いと思います。

極端に神経質になることなく、歯や骨のでき方などのメカニズムに合わせて身近にある入手可能な食材を上手に活用して健康に役立てると良いと思います。

口腔内の細菌叢は体全体の縮図とみなせますから虫歯になりやすい人は、対策を講じると良いと思います。

谷智子先生のサイト

ジ・エンド?♪治療したはずの歯はなぜ痛む?

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