酸化還元
酸化還元
酸化還元反応
電子(-e)の授受反応
- 酸化とは、電子を失うこと
- 還元とは、電子を得ること
酸化剤
- 相手を酸化させる物質(自身は還元)、相手から電子を奪う物質のことです。
- 相手から電子を奪って相手を酸化させ、自身は電子を受け取って還元される。
還元剤
- 相手を還元させる物質(自身は酸化)、相手に電子を与える物質のことです。
- 相手に電子を与えて相手を還元させ、自身は電子を失って酸化される。
酸化数
1 単体中の原子の酸化数は、0とする。
2 単原子イオンの単体の酸化数は、イオンの電荷数に等しい。
3 化合物中の水素の酸化数は、通常+1(例外-1)、酸素は、-2(例外-1)である。
4 電気的に中性な化合物の酸化数の総和は、0である。
5 多原子イオンでは、酸化数の総和はイオンの電荷数に等しい。
6 アルカリ金属イオンは、常に+1、アルカリ土類金属は、常に+2である。
酸化還元電位 (Oxidation Potential)
酸素 O2 oxygen | 1.3V |
過酸化水素 H2O2 hydrogen peroxide | 1.8V |
オゾン O3 ozone | 2.07V |
二酸化塩素 ClO2 chlorine dioxide | 0.95V |
「二酸化塩素」の酸化還元電位は、酸化剤の中で最も低い。
0.95Vより低いものだけを酸化する。( . . . )
- 酸素を送り込んでいる水の中で、釘は、錆びるが、「二酸化塩素ガス」の場合、錆びない。
二酸化塩素と体細胞は同極同士で反発しあう
二酸化塩素による人体の酸化は、ほとんど起きない。
- 「二酸化塩素」の酸化還元電位は、+ 0.95V
- 「体の細胞」の酸化還元電位は、+ 0.09V
- 「二酸化塩素」と「人体」の電位差が、他の酸化剤と比べて最も低い。
(電子の移動が生じにくい)
酸化 Oxidization
病原菌
分子は、最外殻電子により束ねられている。
二酸化塩素 chlorine dioxide (ClO2)は、そこから5つの電子を剥ぎ取る。
. . .
そして、分解して無害な塩、水、二酸化炭素となり排出される。
5e + ClO2 ⇒ NaCl, H2O, CO2
重金属
- 重金属は、細胞の深部にある。
- 「二酸化塩素」や「次亜塩素酸」は、そこまで到達し重金属を酸化分解する。
二酸化塩素や次亜塩素酸はミネラル
二酸化塩素、次亜塩素酸の優れた特性
弱酸化剤 (oxidation potential)
- 酸化電位: 低い 0.95V
- 酸性の有害菌、重金属だけに作用する。(0.95V以下の電位に作用する)
- 有益菌、人体に作用しない。(無害)
- 酸素、オゾンは強酸化剤で「両刃の剣」 人体、有益菌にも作用する。
強酸化力 (oxidation capacity)
- 電子収奪能力: 高い 5 electrons
- 有害菌や有害物質の外郭から5個の電子を剥ぎ取り破壊する。
- 酸化剤中最強
免疫系
リンパ節 (lymph nodes)
- 血液が酸素を用いて細菌、毒物を酸化(破壊)する。
- 酸化された毒は、血液により肝臓に運ばれ処理される。
赤血球は . . .
リンパ節で . . .
人体は、少量の「二酸化塩素」を生成している。
二酸化塩素 (chlorine dioxide) は低下し、免疫系に必要なミエロペルオキシダーゼ (myeloperoxidase MPO) となる。
免疫系は、「MPO」を用いて「次亜塩素酸」 (hypochlorous acid) を生成する。
人体は . . .
「次亜塩素酸」は、細胞のさらに深層部まで至る。
- 二酸化塩素 → MPO → 次亜塩素酸
- chlorine dioxide ⇒ myeloperoxidase ⇒ hypochlorous acid
二酸化塩素、次亜塩素酸 による殺菌のメカニズム
- ウィルス以外の微生物(バクテリア、菌糸類、カビ、酵母、寄生虫など)の場合、
酸化(電子を 5 個奪うこと)により、最外被膜を破壊し殺傷する。
微生物は、「二酸化塩素」に対する抵抗力をつけられません。 - 体細胞を酸化し傷つけることはありません。
- ウィルスの場合 . . .
- 二酸化塩素、次亜塩素酸 . . .
- 白血球が . . .
- 免疫強化において . . .
有害物質の排泄現象
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